ナポリ、ルディ・ガルシア監督解任。マッツァーリ監督復帰

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　ナポリが再びセリエＡでの復権を果たすまで、実に３３年もの時間を要した。だがその時間もわずかなものとなりそうで、まず夏に指揮をとってきたルチアーノ・スパレッティ監督が退任。それを受けて就任したばかりのルディ・ガルシア監督時代にも、すでに終止符が打たれている。これは火曜日に同クラブから発表されたもので、５９歳のフランス人指揮官とは２０２５年までの契約を結んでいた。

　ただ短気でも知られるデ・ラウレンティス会長の存在もあって数週間にわたり進退問題が取り沙汰されており、「適切な時期に適切な判断を下す」「イタリアサッカーを知らない監督なら（短気解任も）起こりうる」とコメント。ただ興味深いことはガルシア監督はＡＳローマで数年指揮をとった経験があるものの、結局ＣＬウニオン戦での引き分けとエンポリ戦での敗戦が決め手となってしまった。

　ここまでナポリはリーグ戦１２試合を終えて６勝３分３敗、勝ち点は２１のみとなっており４位。昨季の同時期では１０勝２分、勝ち点３２であったことを踏まえても大きな差であることは確かだ。ちなみに首位インテルとの勝ち点差は１０に開いている。その後を受け継ぐのが2009年から2013年まで指揮をとった経験をもち、2011/12シーズンには国内カップ戦で優勝した、今年５月までカリアリ・カルチョで監督を務めていたワルテル・マッツァーリ監督。