再挑戦成功、ボーフムがカメルーン代表クンデ獲得

©️IMAGO/Uwe Kraft

　ＶｆＬボーフムは再挑戦でピエル・クンデの獲得に成功した。昨夏では金銭面で折り合いがつかなかったものの、今冬にカタールワールドカップにカメルーン代表として参加していたＭＦは、まずはオリンピアコス・ピレウスより今季いっぱいまでの期限付きにて加入。ただシーズン終了後には買い取りオプションも付随し完全移籍での獲得も可能だ。オリンピアコスでは現在４０名ちかくの選手が在籍する肥大化状態で、クンデは思うような役割を得ることができない日々が続いており、最下位に甘んじるボーフムで今冬ケヴィン・シュロッターベックに続く補強としての期待がかかる。

　２０１８年から２０２１年まで１.ＦＳＶマインツ０５にてプレーしていた同選手にとっては、今回の移籍はブンデスリーガ復帰を意味するものであり、その６８試合に出場して４得点１アシストをマークしていた経験値もボーフム首脳陣にとって好材料として働いた。ファビアンＳＤは「その技術面、戦術面におけるスキルに加えて、ダイナミズムとフィジカルによって、このチームにとっての財産となる選手だ」とコメント。ブンデスで残留争いを生き残ったことや国際舞台での経験値などについても指摘した。

🤝 #FroheKunde pic.twitter.com/bJvMOFIEoB

— VfL Bochum 1848 (@VfLBochum1848eV) January 6, 2023