2023/05/10

ボーフム、ニクラス・ティーデの復帰を発表。トルバは右膝に重傷で長期離脱

©︎imago images

 VfLボーフムは火曜午後、ブンデス3部SCフェールより、ニクラス・ティーデを夏より獲得することを発表した。契約期間は2027年夏までで、2015年から2018年にかけてBユースからAユースを経験している24歳にとっては、古巣への帰還を意味する移籍にもなっている。

 その後2019年にフライブルクにてブンデスリーガデビューを果たし、またドイツユース代表としても9試合でプレーした同選手だが、主にセカンドチームを主戦場とし2021年にSCフェールへと移籍。今季ブンデス3部27試合に出場してkicker採点平均2.85をマークしていたものの、3月には靭帯結合部を損傷したため一足早くシーズンを終える結果となった。

 レタウTDは「ティーデが復帰を決意してくれたことを嬉しく思う。ここボーフムやフライブルクで非常に優れた育成を受けており、プロレベルで100試合ちかく経験も積んできた。その経験値も含め、我々のGK陣を高レベルで構成するそのいったんを担ってくれることだろう」とコメント。特にその視野の広さについて評価を述べている。なおボーフムの正GKマヌエル・リーマンとの契約は2025年まで、バックアップのミヒャエル・エッサーとの契約は2024年までとなっているところ。

 またティーデは「昔からボーフムとは繋がっていたクラブだし、ここのスタジアムも知っているし、子供の頃やユース時代にはよくここで試合を見ていたものだ。だからボーフムへの移籍がうまくいったことを嬉しく思っているよ」と述べ、「グライバーGKコーチと一緒に取り組むのが楽しみだね。クラブはここ数年で成長をみせており、いまはブンデス残留を果たせることを祈っている」と言葉を続けた。

U19主将トルバが右膝に重傷

 その一方でボーフムより残念な知らせも届いた。モハメド・トルバが右膝の十字靭帯を断裂。これから長期離脱を余儀なくされることが明らかとなっている。これまでAユースにてキャプテンを務めてきたディフェンスマンは、夏よりトップチームに合流してさらなる高いレベルでの経験蓄積が期待されていただけに、まだ離脱期間は発表されていないとはいえ残念な離脱であることに代わりはない。

VfLボーフム VfLボーフムの最新ニュース