2022/7/29

ヴォルフスブルクのコヴァチ監督、ポングラチッチに「次のチャンスを」


 
 VfLヴォルフスブルクが練習を再開して既に5週間が経過したものの、マリン・ポングラチッチはいまだ練習参加を果たすことができていない。昨シーズンではボルシア・ドルトムントにレンタル移籍していた同選手は、ただ今回に関してはあくまでフィジカル的な問題によるものではあるものの、それでもこれまでのピッチ外での発言、そしてボーナスを巡ってのクラブとの法的論争など、あと契約を2年残すがもはや退団だけが唯一の解決策のようにも見受けられる。しかしながらまだ24歳と若く、ポテンシャルも確かなものはあっても、現時点ではなかなか引き受け先が見出せていないところ。
 そんな中で行われたドイツ杯初戦、カールスルーアーSC戦に向けた会見に出席したニコ・コヴァチ新監督は、改めてポングラチッチについて「まだ遅れが生じているところでね」と説明しつつ、「彼との関係をこれからどうするかは来週にも決断する」とコメント。ただ同じクロアチア出身の指揮官は「彼は立派な人間だと思うし、大きな心をもっていると思う。またチャンスを得るに値する人物であるし、あとはそれをピッチで見せられるかどうかだ」と語った。「人生すべうまくていく人などそうはいない。誰にでもセカンドチャンスはあるべきで、彼が力を発揮すればこのチームにとっての助けになることができるだろう」
 一方でこれまでのいざこざについては「いろいろ書かれていることは目にしてはいる」というコヴァチ監督は、「何があったのかは誰にもわからないし、そう簡単にわかるようなことでもないだろう」と述べつつ、ポングラチッチとの直接の話し合いでは「自分を理解するためには、自分自身について省みなくてはならないものだと伝えたんだ。何が良くて、何がよくないことだったのか。それを理解した上で行動をしてほしいとね」とのこと。あとはポングラチッチ自身次第ということだ。
ポングラチッチ、コヴァチ監督からの言葉に「感謝」

 そして木曜午後より個別調整を行なったポングラチッチは、その後にコヴァチ監督からのこれらの発言に対して、「光栄に思うし、このような言葉に感謝している」とコメント。今後については、「まだわからないけど、でも僕はどのような可能性についても残しているし、自分自身のことについて取り組んでいるところだよ。これからどういった流れになっていくのか見てみよう。」と語った。いずれにしても復帰に向けた歩みを進めていることだけは間違いない。
 

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