2022/09/05

クラブ史上最悪の出だしも、コヴァチ新監督をヴォルフスブルクは支持

©️IMAGO/regios24

 元バイエルンのニコ・コヴァチ監督を迎え入れ、12位に終わった昨シーズンよりも良いシーズンを過ごせるはず・・・、そんなVfLヴォルフスブルクの思惑はもろくも崩れ去った。開幕から5試合で手にした勝点数は、わずかに2。現在は自動降格圏内である17位へと低迷しているのである。

 「時間がかかることは、わかっていたことだから。我々としてはしっかりと受け止め、落ち着いて対処すべきだ」とイェルグ・シュマッケ協議部門取締役はコメント。つまりはニコ・コヴァチ監督に対して疑いの目を決して向けないということ、そして安心してニコ・コヴァチ監督は仕事をこれから続けていくと断言する。「私のスタンスは微塵も変わらない」

 それはクロアチア人指揮官に対する信頼の現れであり、そして早く軌道修正をはかれるようにという願いを込めた意味合いも。そのためには「我々としてはシンプルなことから、複雑なことへと以降させていかなくてはならない。まずはシンプルにすることで安定が得られる。学校でもまずは本を読む前にABCから始めるものだ」つまりはコヴァチ監督はあまりに、複雑なアプローチをみせてしまったということなのか。

 週末に行われた1.FCケルン戦へは初めて3バックを採用。その結果わずか前半のうちに1−3と体勢が決する事態を招いている。また選手の入れ替えを大きく行なってきたことから、まだチーム内には息のあったプレーというものはみられない。主将のアーノルドがピッチで常に牽引するというものでもなく、今季3度目の途中交代を味わっているのだ。

 シュマッケ氏がチームに求めているもの、それは推進力でありそしてそこでは、過去のシーズンがまだ人々の心の中で足かせとなっていることもまた、非常に理解している。早く軌道修正をはからなくては。さもなくばこのクラブ史上最悪のスタートダッシュによって、やっとの思いで塞いでいた傷が再び裂けていってしまうことになるかもしれない。

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