2022/09/28

問題児マックス・クルーゼが負傷、更に頭を抱えるヴォルフスブルク首脳陣

©️IMAGO/Nordphoto

 VfLヴォルフスブルクが火曜日に行っていた練習中、マックス・クルーゼが空中でGKフィリップ・シュルツェとの対人戦に臨んだ際に負傷、幹部を分厚くバンデージで巻いた後、そのまま担架によってピッチから搬送される場面が見受けられた。なおその治療室からクルーゼは、大腿部分の写真を投稿し、「今日の天気と同じ気分だね」とコメント。この日のヴォルフスブルクは、1日中雨が降っている。

 現時点においてまだクルーゼの負傷の度合いなどについては明らかとはなっておらず、またすでにニコ・コヴァチ監督から構想外扱いとなっていることからも、少なくとも下位低迷中のチームの再浮上に向けた戦力面での影響は不安視する必要はない。だがこれまでSNSでの発言や、ピッチ外における話題など、高額サラリーの解消と落ち着いた環境を取り戻すためにも今冬移籍のプランを踏まえれば、今回の負傷はクラブ首脳陣にとっても頭の痛い問題となるかもしれない。

 そもそもコヴァチ監督から構想外となった背景には、クルーゼでは昨シーズンから既に体脂肪率の高さが大きな問題となっており、どれだけピッチ上でプレーできる状態なのかという疑問がある。そして今回の負傷によって離脱に入るならば、それが改善される可能性は低いといわざるをえないだろう。クルーゼ自身も今冬よりまたプレーすることに前向きではあるのだが、ただそのためには競技面、財政面ともに好条件を得るために、よりプロフェッショナルさが求められている。

 逆にそれを見守るしかかないヴォルフスブルク側としては、元ドイツ代表ストライカーを無償ででも他クラブに譲渡する選択肢をとるかもしれない。だがそれでも上記のような問題からそも獲得を希望するクラブが名乗り出ない場合、ヴォルフスブルク側は様々な不安要素をもつマックス・クルーゼとともに、契約が満了となるこの激動のシーズンの最後まで過ごしていかなくてはならないのだ。

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