ヴォルフスブルク：マーモウシュの今夏退団を発表、移籍先はフランクフルトが濃厚

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　オマル・マーモウシュが既報通りに、今季いっぱいまでとなっている契約を満了し、この夏にVfLヴォルフスブルクを退団することが明らかとなった。また行き先については明かされていないものの、おそらくは新天地はアイントラハト・フランクフルトとみられる。もしも現在のような出場機会をシーズン序盤から得られていたら？最近の６試合でみられるような出場機会を得られなかった日々が、エジプト人ＦＷの移籍への希望を突き動かしたことは確かな事実である。

　今冬より就任したばかりのセバスチャン・シンジーロルツＳＤは「オープンかつ率直な意見交換を行なった」末の決断であることを強調し、「最終的に我々とは合意に達することができなかっが、それでもこれまで献身的に取り組んでくれたことに感謝するとともに、移籍後も行使ともの多幸が続くことを願っている」とエール。２０１７年にワディ・デグラＳＣカイロより加入した同選手は、当初はＵ２３でブンデス４部相当でプレー。その後にザンクトパウリやシュトゥットガルトへのレンタルを成功させて昨夏に復帰を果たしたが、これが最初で最後のトップチームでのシーズンとなってしまった。

　今季ここまで２９試合に出場して、６得点１アシストをマークしているマーモウシュは「ヴォルフスブルクでは良い時間を過ごしてきたし、２度のレンタル移籍を経て成長し続ける機会も与えてくれた。クラブ首脳陣にも感謝の気持ちをもっているよ。でも僕にとっては今が、新しいステージへと挑戦する時だと思うんだ。チームとともに目標を達成できるよう、最後まで力の限りを尽くしていくよ」とコメント。

残り７試合における、マーモウシュの起用法は？

　一方で無償での移籍に対するファンからの失望の声は大きく、メンバー入りを拒むような声さえも聞こえている。ただコヴァチ監督はキッカーに対して「私にとっては状態の良い選手が誰であるか、試合に必要なものを先述的にもたらしてくれる選手が誰であるかが全て」として影響は及ぼさないことを明言している。