2023/04/13
ヴォルフスブルク:ギラボギの今夏退団を発表、引退後の復帰についても協議

©︎IMAGO/Sportfoto Rudel
より多くの出場機会を求めジョシュア・ギラボギは、この夏をもってVfLヴォルフスブルクを退団することが明らかとなった。なお現時点ではまだ移籍先は未定であり、また引退後のヴォルフスブルク復帰について協議中であることも明かされている。
「ジョシュは決して数字だけでその価値をはかれるような選手ではない。ピッチ上はもとより、ピッチ外においても彼は長きにわたり、大変に貢献してくれた選手なんだ。その献身的な姿勢と模範的な精神力は、クラブが大切にしていることをまさに体現しており、またロッカールームなどでその陽気な性格もその不在の大きさを感じさせる要因となることだろう」と、マルセル・シェファー競技部門取締役は退団を惜しんだ。
1年間のボルドーへのレンタル移籍を除き2014年から在籍してきたフランス人選手は、クラブにとってはマキシミリアン・アーノルドに次ぐ最古参でもあり、先週末にはそのアーノルドやシェファー現取締役、GKのディエゴ・ベナリオやコーエン・カスティールスに次いで、クラブ史上5番目となるブンデスリーガ200試合の大台突破を達成。守備のオールラウンダーとして主将も務めた経験ももち、公式戦通算では258試合に出場して12得点をマーク。2016年にはCL8強入りを果たしている。
「クラブを去る時には笑顔を浮かべられるよう、それまでここで日々を楽しみながら過ごしていければ」と語ったギラボギは、「長く続いたロマンスが必ずしもハッピーエンドで終わるとは限らない。でも幸いにも僕はその機会が得られている幸運な人間の1人だと思う。素晴らしく、また多くの学びを得られた時間を過ごせ、とてもクラブには感謝している。素晴らしい、そして勉強になる時間を与えてもらったと感謝している。僕の心にはたくさんの思い出で満ち溢れているよ」と語った。