ヴォルフスブルク：スイス代表DFツィズガー獲得、デ・フェン去就の影響は？

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　VfLヴォルフスブルクは来シーズンのむけた、最初の新戦力の獲得を発表した。スイス１部で優勝を果たしたばかりのヤングボーイズ・ベルンから、セドリック・ツィズガーを獲得。２４歳のセンターバックとは２０２７年までの契約を締結。シンジーロルツSDは、「まだ若いが経験豊富で、それでいて非常に伸び代をもった選手でもある」と評価。買取金額は５００万ユーロとも言われており、「彼のもつそのサッカー面での資質、そしてメンタリティや姿勢、フィジカルなど、チームにとって貴重な戦力になってくれると確信している」と期待感を示した。

　スイス代表として２試合の出場経験も持つセドリック・ツィズガーは、これまでスイス１部１４４試合に出場した経験をもち、ヤングボーイズではヨーロッパリーグの舞台でもプレー。一方でヴォルフスブルクではミッキー・ファン・デ・フェンの去就にも注目され、すでに欧州の強豪クラブからの関心も寄せられているが、ヴォルフスブルク側は残留に自信。ただ契約にはキッカーが得た情報では４０００万ユーロの例外条項もあるようで、いずれにしても今回の獲得はファン・デ・フェンの移籍交渉において、ヴォルフスブルク側に余裕を与えることにはなるだろう。

ルステンベルガー「コヴァチ監督が求めるものを体現」

　ヤングボーイズでCBコンビを形成してきた、元ヘルタのファビアン・ルステンベルガーは「彼は着実に成長してレギュラーになった選手。何年も見事な成長曲線を描いてきた」と述べ、「素晴らしいシーズンを過ごして安定したディフェンスの重要ファクターとして優勝を支えた。」と評価。「トータルパッケージでみて素晴らしいものがある。メンタル面もフィジカル面も兼ね備え、スピードもあるし、攻守にわたって存在感を見せてくれる。コヴァチ監督が求めるものを体現した選手だと思うね。ブンデスに合っていると思うよ」と語った。