ヴォルフスブルク：レンタル中のヴランクスとポングラチッチの動向は？

　来季に向けてVfLヴォルフスブルクは新戦力として、セドリック・ツィズガーをヤングボーイズから獲得。一方でオマル・マーモウシュが退団するなど既に動きをみせているが、マルセル・シェファー競技部門取締役が来季に向けたチームづくりを進めていく中で、現在レンタル中の選手への対応も１つの大きなテーマとなる。昨夏にＵＳレッチェに移籍したマリン・ポングラチッチ、そしてＡＣミランに移籍したアスター・ヴランクスの契約には、それぞれ買取りオプションが付随しているために相手クラブの出方待ちという状況なのだ。

　ただ後者はセリエAでわずか９試合しか出場しておらず、負傷もあって先発はわずか２試合にとどまるなど、１２５０万ユーロを支払うって確保することは少し考えにくい。ただ２０２５年まで契約を残すヴォルフスブルクへの復帰は当然考えられ、ジョシュア・ギラボギの移籍で中盤に１つポジションはできた。２０歳という年齢も好材料ではあるが、ただそれだけにアーノルドやヌメチャ、スヴァンベリらの争いの中に見を投じるかどうか。また足首の負傷から復帰したポングラチッチは、すったもんだの移籍騒動もあり、レッチェの行使に関わらずヴォルフスブルクに戻る意思はない模様。