2023/06/01

ビアレク、フィテッセで結果残すも、今夏ヴォルフスブルク退団の流れ

©︎IMAGO/ANP

 レンタル先のフィテッセにてオランダ1部25試合に出場、うち18試合で先発し5得点をマークするなど、一定の成功をおさめることに成功した、バルトシュ・ビアレク。特に所属元であるVfLヴォルフスブルクでは今季、MFヤニック・ゲルハルトとともにヨナス・ウィンドが6得点でチーム最多となるなど、FWはまさに改善点の1つとなっているが、それでも先日シェファー取締役がCFのオプションとしてルーカス・ヌメチャ、ヨナス・ウィンド、そして先日18歳でデビューしたペジャン・ペイチノヴィッチをあげているように、すでにビアレクはその構想から外れている。

 2021年にザグルビー・ルビンからヴォルフスブルクに加入するも、十字靭帯断裂で挫折したこともあって36試合で2得点しか上げられていないポーランドU21代表だが、それでも前述の活躍によりドイツ国内からの関心も寄せられているところであり、コヴァチ監督も本来は残留を希望していたようだが最後には譲歩したことで、いまは選択肢として2024年までの契約を延長してレンタルに出すか、もしくは売却して完全移籍という形で応じるかのいずれかということになる。

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