2023/08/02
ヴォルフスブルクが左SB補強か、サッスオーロとロジェリオ移籍で口頭合意

©︎IMAGO/Nicolo Campo
先日のストラスブール戦に続き、スペツィアとのテストマッチでも、VfLヴォルフスブルクのニコ・コヴァチ監督は複雑な心境を吐露していた。「前半は戦術的にうまくいって、相手にプレッシャーをかけミスを誘発していたが、後半はそれがうまくいかなかった」ただフィリップ(内転筋)、カスティールス(親指)、アンブロス(筋肉系の負傷)らが満足に準備期間を過ごせず、土曜のテストマッチには復帰の見込みだが、長期離脱明けのルーカス・ヌメチャの動きもまだ鈍い。イェンツもふくらはぎの靱帯損傷から回復をはかっている事情もある。パレデスは今もなお負傷の影響が残されたまま。
その一方でどうやらVfLヴォルフスブルクが模索していた、左サイドバックの新戦力をイタリアで見出したようだ。移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ヴォルフスブルクはセリエAのサッスオーロと、すでに25歳のブラジル人ロジェリオの期限付き移籍で、口頭合意に達しているという。特にゴセンス獲得に苦戦し、コッツァがパッとしない中でこれは朗報だ。2017年にユベントス・トリノからレンタル移籍で2年間サッスオーロでプレーした同選手は、そこでセリエA通算46試合に出場して1得点、2019年には完全移籍を果たしており、それからセリエA通算102試合に出場して1得点、昨シーズンもリーグ戦36試合に出場するなど、昨季セリエA13位でフィニッシュしたチームの主力としてプレーしていた。
ヴォルフスブルク、ポーランド代表若手GKに関心
またヴォルフスブルクでは正キーパー、コーエン・カスティールスの今後については、契約最終年度を前に未定となったままだが、どうやらクラブ首脳陣はカミル・グラバラに注目している模様。24歳のポーランド代表GK1試合)は、デンマークの二冠王FCコペンハーゲンと2026年まで契約を結んでいるものの、それでもヨーロッパの大きなリーグへの移籍を考えている。