トッテナム、ミッキー・ファン・デ・フェン獲得に向けヴォルフスブルクとクラブ間合意迫る

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　以前より指摘されていたトッテナム・ホットスパーへの移籍だが、どうやらミッキー・ファン・デ・フェンがVfLヴォルフスブルクを去る日が近づいているようだ。英紙アスレティックなど複数の英国メディアによると、すでにクラブ間合意に近づいてきているようで、伝えられるところでは２２歳のオランダ代表ＣＢの売却で基本金４０００万ユーロ、さらに成果に応じたボーナスによっておよそ５０００万ユーロにまで上昇する可能性もあるようだ。これは２０１５年夏に移籍金７５００万ユーロで、マンチェスター・シティに売却したケヴィン・デ・ブライネに続く、ヴォルフスブルク史上２番目の高額売却選手ということになる。

　FCヴォレンダムから移籍したその翌年より、ファン・デ・フェンはブンデスリーガでブレイクを果たすことに成功しており、身長1.93メートルのレフティは、累積警告による１試合の欠場を除いて全試合に出場。（1ゴール、2アシスト、キッカーグレード平均3.30）。とりわけ印象的だったのはそのスピードで、最高速度は時速35.97キロと2022/23シーズンのブンデスリーガ全選手の中で11位を記録する快速ぶりを披露していた。一方でアンジェ・ポステコグルー新監督の指導の下、昨季の不振から脱却をはかりスパーズにとっては、ファン・デ・フェンはMFジェームズ・マディソン（レスター）、右SBペドロ・ポロ（スポルティング・リスボン）に続く、3人目の4000万ユーロ台の新戦力となる。