2023/08/16
ヴォルフスブルク、ヌメチャの穴埋めにクロアチア代表MFマイェル獲得

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VfLヴォルフスブルクはブンデスリーガ開幕を直前に控え、ロヴロ・マイェルを獲得したことを発表した。同選手には先日ボルシア・ドルトムントの移籍した、フェリックス・ヌメチャの代わりとして中盤の穴埋め役が期待されているところ。フランス1部スタッド・レンヌから加入する22歳は、新天地とは2028年までの契約を締結。移籍金額は2500万ユーロとみられ、これはクラブ史上3番目に高額となった。背番号は19。
シンジーロルツSDは、「以前からリストアップしていたのは皆さんもご存知の通りで、彼は創造性やテクニック面に長けており、過去2年間にわたってフランスでそのクオリティを発揮していた。さらにヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグなどでも国際経験を積んでおり、ここに迎え入れられることをなおさら嬉しく思っているところだよ。彼の加入によって中盤の準軟性はましていく。中央でも外でも強みを発揮できる選手なんだ」と評価。
すでにこの日から新天地での練習に参加しているマイェルは、母国クロアチアではディナモやロコモティバでプレーしており、2021年夏にスタッド・レンヌに加入。そこではCMF、そして時に右のウィングとしてもプレーしており「ブンデスリーガのヴォルフスブルクへの移籍が決まって嬉しく思っているよ。コヴァチ監督らとともに仕事をしていくのが本当に楽しみだ。目標達成のために自分の役割を全うしていきたい」と意気込みを見せている。
週末に控える昇格組ハイデンハイムとのブンデスリーガ開幕戦に向けて、火曜日にオフを与えたVfLヴォルフスブルクのニコ・コヴァチ監督は、水曜日から改めて準備を再開。その日の午前にはすでにロヴロ・マイェルが、ブルーシートに覆われた練習場に向かう様子が確認されていた。 前日に代理人と共にプライベートジェットでフランスから到着した同選手は、ヒルマン有資格部門担当とクラブメディアの撮影担当に付き添われながら、ピンクのスパイクを片手にランニングシューズを履いてピッチに入っており、開幕戦から早速先発に名を連ねていたとしても決しておかしくはないだろう。