2023/08/25
ヴォルフスブルク、ピエール・ファン・ホーイドンク氏の息子ファンに関心

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すでにチームのほぼ全体が完成されている、VfLヴォルフスブルクだが、1つの懸念材料をあげるならばFWだ。先日のドイツ杯初戦で復帰を果たすも即座に負傷者リストに出戻り、これから再びしばらくの離脱が見込まれる中で、確かにウィンドや若手ペイシノヴィッチ、そのほかヴィマーやチアゴ・トーマスらが控えてはいるものの、リスクを孕んでシーズンに臨まないように今夏中での補強を視野に入れている。ただしあくまで黒字化が前提条件であり、ドルトムントに移籍したフェリックス・ヌメチャの売上は前年度に計上されることから、安価もしくはレンタルでの獲得が考えられるところ。そこで浮上しているのが元オランダ代表、ピエール・ファン・ホーイドンク氏の息子でファン・ホーイドンク。
23歳の大型ストライカーは2021年夏にNACブレダからFCボローニャに移籍。半年後にはエールディビジのSCヘーレンフェーンにレンタル移籍して、その後半戦13試合で6得点。翌シーズンも33試合で16得点をあげて夏に帰還していた。なお先週末のボローニャ戦では途中から出場していた同選手については、メディアによれば移籍金として400万ユーロが取り沙汰されており、ただ前述の通り財政面で問題を抱えていることから駆け引きに応じる用意もなく、クラブ首脳陣は市場のほかのオプションにも目を向けているようだ。
ヴォルフスブルク、キリアン・フィッシャーが膝を手術
ヴォルフスブルクは金曜日にキリアン・フィッシャーが、膝の手術のためにこれからしばらくの間、離脱を余儀なくされることを明らかにした。22歳の右サイドバックは準備期間に行われたセルタ・デ・ビーゴとのテストマッチにて膝を負傷。発表によれば時間をかけて予後を観察していった結果、最終的に今回の手術という結論にいたったという。昨夏に200万ユーロでニュルンベルクから加入し、10試合に出場していたフィッシャーの離脱期間の見通しは現時点ではまだ明かされていない。