守護神カスティールス、来夏でヴォルフスブルク退団へ。後任はグラバラか

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　VfLヴォルフスブルクは土曜夜、コーエン・カスティールスが今季限りとなっている、契約の延長に応じないことを正式に発表した。９年間にわたり在籍したベルギー人ＧＫについて、シェファー競技部門取締役は「長年にわたり素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた。日を追うごとにチームの顔となっていき、多くの成功のときを振り返ることができるよ。と述べ、「これからあと１シーズン。引き続き目標達成のために尽力してくれるだろうし、彼にとっても来夏のユーロ出場につながる年になることを願っている」と言葉を続けている。

　一方で７年間に渡り守護神として君臨し続けてきた３１歳は、「ヴォルフスブルクでの９年間に別れをつげ、そしてまた新しい挑戦に臨むときが来たんだ。ただそれはまだ先のことで、ヴォルフスブルクで最高の結果を手にするため、今シーズンに１００％集中しているよ」とコメント。２０１５年にホッフェンハイムから加入し、ブレーメンにレンタル移籍した後、２０１５／１６シーズンはベナリオのバックアップ、そして２０１６／１７シーズンから晴れて先発ＧＫとしてプレーしてきた。（ブンデス通算２１６試合、公式戦通算２５２試合）

ヴォルフスブルク、カミル・グラバラ獲得間近？

　なおヴォルフスブルク側は今回のカスティールスの決断に決して驚いているわけではなく、むしろその後継者となる選手を模索しておるところであり、現在はチャンピオンズリーグ出場クラブのＦＣコペンハーゲン所属、カミル・グラバラ（２４）が候補としてあがっているようだ。年齢的にカスティールスよりも７歳若いことを考慮しても、ヴォルフスブルクとしては長い目で同選手の獲得を検討しているものとみられる。WAZでは契約間近とし、すでにドイツのベルリン滞在の動画もあるようだ。ちなみにコペンハーゲン側はクラブ名は明かさずもオファーを認め「交渉中」としている。

ヴォルフスブルク、アカデミーにフュルトのヴィドマイヤーＡＣ招聘

ヴォルフスブルク、アカデミーにフュルトのヴィドマイヤーＡＣ招聘

　VfLヴォルフスブルクはブンデス２部グロイター・フュルトから、ライナー・ヴィドマイヤー氏を招聘。「非常に経験豊富なサッカーのスペシャリスト」の獲得にアカデミーでディレクターを務めるミヒャエル・ゲントナー氏は喜びをみせ、これまでシュトゥットガルト、グラスホッパー、ザンクト・ガレン、ヘルタ、ホッフェンハイム、シャルケなどで指導してきたベテランコーチには「これからプロを目指すアカデミーの若手たちをサポートしてもらう」と語った。