2023/12/10
2023/11/03
ピッチで蘇生受けた、元オランダ代表バス・ドスト「感謝してもし尽くせない」

©️IMAGO/ANP
日曜日に行われたオランダ1部AZアルクマール戦において、突如ピッチに倒れたNECナイメヘンのバス・ドストが、その後に心筋炎を患っていたことを明らかにした。「アルクマールとの試合中に、僕の身に何が起こっていたのか。それを心臓の専門医が教えてくれたよ。ここ数日で多くの検査を行った結果、僕は心筋炎を患っていたんだ」とクラブ公式にて選手自身が明らかにした。
2−1で迎えたロスタイム、卒倒したドストの周りを覆って蘇生が施されており、ただそれから間も無くして病院で無事であることをドストが自ら報告。「心筋炎にはいろんな原因があって、深刻な結果をもたらす場合もあるのだけど、僕の場合はすぐにピッチで蘇生してもらえたのが幸運だった」と回顧。「適切な処置を施してくれたことに感謝してもし尽くせない想いだ」と言葉を続けている。
ブンデスリーガでは所属したヴォルフスブルクやフランクフルトからもエールが送られたドストだが、現在はまだ選手生活の継続などまだ未確定のことが多い。「これからもまだ検査は続くよ。それから家に戻って、完全回復を果たすまで休養をとらなくてはいけない。そうしてはじめて、自分の将来についていろいろと考えられるようになるだろうし、そのときにはもっと色々と話せると思うよ」とコメント。まずはサッカーから離れゆっくりと、家族と共に過ごすつもりだ。