2024/04/22

またもレバークーゼン起死回生弾‼️鋼のメンタルで無敗継続「信じる者は救われるのさ」

©️IMAGO/pepphoto

 遂にバイヤー・レバークーゼンの無敗神話は、45試合目にしてストップしてしまうのか?日曜午後に行われたボルシア・ドルトムントとの一戦では、チャンピオンズリーグ準決勝進出で勢いづくチームを相手に、ロスタイム7分まで0−1と劣勢を強いられており、さらにクラブ創設以来の悲願だったドイツ制覇を前の週に達成したことで「メンタル的にはそんなに簡単ではなかった」とグラニート・シャカ。ただそれでもこのチームが誇る鋼のメンタルは錆びつくことなく、またしても土壇場でのゴールによって無敗神話は継続していくことに。「今回もそのおかげで、勝ち点を完全に失わずに済んだよね」と、シャカは安堵の表情を浮かべた。

  今回その主役となったのは、ヨシプ・スタニシッチだ。0−1とリードされて迎えたあのときの状況について試合後、改めて振り返ったクロアチア代表DFは「劣勢に立たされていたとしても、僕らはあまりいろいろ考えたりはしないんだ」とコメント。「試合は終了の笛の音まで続くものであり、そのなかでもちろん僕らが負けることもあるだろう。何も特別なことなんてない。ただただ、僕らは信じる気持ちを失わないようにしている。よくいうだろ?『信じる者は救われる』って。文字通りそれでうまくいってるのさ」と説明。ただシャカが指摘したリーグ優勝による影響については異なる考えを持っているようで、「僕らのモチベーションに翳りが生まれる理由なんてないと思う。だって勝つためにここにきているのだし、その姿は皆さんにもご覧いただけたと思うよ」と胸を張る。

 ただ別の見方をするならばこの1週間でレバークーゼンは2度、崖っぷちに立たされる劣勢を経験しているということでもあり、木曜開催のヨーロッパリーグで準決勝進出も果たしたが「足への疲労という部分はあったかもね。ただそれでも僕らは力の限りを尽くしていく。絶対諦めない。だからあの時間となっても、あれほどの熱気に包むことができたのだろう。もしかすると他のチームなら「もうそろそろ・・・」なんて気になってしまうのかもしれないけど、でもこのチームは違うんだ」とスタニシッチ。そしてアロンソ監督は、無敗記録継続への次のハードルである今季3位シュツットガルト戦に向け「彼らとの対戦は常にかなり激しいものになる」と、強い覚悟をもって更なる高みを目指す考えを示した。

今季80分以降の得点は合計28得点に

1,2:ドイツ杯初戦(81.ホフマン、90.フロジェク)
3:ブンデス3節(83.フロジェク)
4:ブンデス4節(90+4.パラシオス)
5:ブンデス5節(82.アドリ)
6,7,8:ドイツ杯2回戦(85.フロゼク、88.アドリ、90.+2 アドリ)
9:EL第4節(90+4.ボニフェイス)
10:ブンデス11節(83.テラ)
11:ドイツ杯16強(87.シック)
12:ブンデス17節(90+4.パラシオス)
13:ブンデス18節(90+1.インカピエ)
14:ドイツ杯8強(90.ター)
15:ブンデス21節(90+5.フリンポン)
16:ブンデス22節(81.アドリ)
17:EL16強1st(90+2.シック)
18:ブンデス25節(86.ヴィルツ)
19,20:EL16強2nd(90.+3 シック、90.+7 シック)
21,22:ブンデス第26節(88.アンドリヒ、90.+1 シック)
23,24:EL8強1st(83.ホフマン、90.+1 ボニフェイス)
25,26:ブンデス第29節(83.ヴィルツ、90.ヴィルツ)
27:EL8強2nd(89.フリンポン)
28:ブンデス第30節(90+7.スタニシッチ)

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