2024/02/09

ブンデス首位攻防戦:練習不参加のノイアーと回復途中のパラシオスの復帰は?

©︎IMAGO/Lackovic

 果たしてマヌエル・ノイアーは、週末に控えるブンデスリーガ首位攻防戦、今季まだ無敗のバイヤー・レバークーゼン戦に臨むことができるのだろうか?腓骨と脛骨に負った複雑な骨折を克服し、昨秋に長期離脱からの復帰を果たした守護神は、最近はさらに適応している様子をみせ良い流れに入っているかにみえていた。しかしながら現在は練習参加を見合わせており、クラブ側の発表によると膝に軽度の問題を抱えているという。

 そのため現時点においてはあくまでこれは予防的措置であるといえ、リスクを避けた格好。ノイアー自身すでに自分の体に耳を向けることを知り尽くした選手であり、だからこそ医療スタッフとの話し合いをしっかりと行なった上で休養を選択。キッカーが得た情報によれば金曜から再開して、不測の事態が起こらないかぎり週末の試合には間に合うことだろう。ただチャンピオンズリーグなど、その後のシーズンを視野に入れてリスクを避けることも考えられ、その際にはウルライヒが代役として控えているところだ。

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 その一方で対するバイヤー・レバークーゼンではアミーヌ・アドリがアフリカ杯から復帰。また第18節ライプツィヒ戦で大腿を負傷したエクセキオル・パラシオスについても選択肢となる可能性があるだろう。実際にアロンソ監督も選手自身も復帰の可能性について認める発言を行なっており、ボールを用いた練習も精力的にこなしているところ。ただ手術明けの復帰はリスクも伴うため、水曜の練習が非公開であったことも相まって、現時点ではまだ復帰が目に見えて確認できているわけではない。逆に言えば首位攻防戦に向けた駆け引きともいえるかもしれないが。

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 なおこの試合で主審を務めるのは、フェリックス・ツヴァイヤー審判員。2012年よりFIFA審判員でもある42歳は、今季バイエルンvsブレーメン戦(4−0)でも主審を務めており、ただフランクフルトとの1−5での敗戦も裁くなど、バイエルン側としては複雑な心境を抱くかもしれない。副審はシュテファン・ルップ審判員とマルコ・アハミラー審判員。第4審判員はフロリアン・バートシュトゥーバ審判員が務める。

【レバークーゼンの先発予想】フラデツキー – タプソバ, ター, インカピエ – フリンポン, G.シャカ, アンドリヒ, グリマルド – ホフマン, シック, ヴィルツ

【バイエルンの先発予想】ノイアー – マズラウイ, ウパメカノ, ダイアー, ゲレイロ – パヴロヴィッチ, ゴレツカ – L.サネ, T.ミュラー, ムシアラ – ケイン

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